WHOISとは

WHOISとは

ドメインの所有者情報

WHOIS(フーイズ)はドメインの所有者情報の事です。所有者情報は様々な項目がありますが、以下が一例です。

  • 所有者の名前
  • 所有者の住所
  • 所有者の電話番号
  • 所有者のメールアドレス

これらのWHOIS情報は誰でも検索が出来るので、言い方を変えると個人情報が世界の誰でも見られる状態と言えます。実際にWHOIS検索をしてみましょう。Google検索で「WHOIS 検索」などと検索をすればWHOIS検索が出来るサイトが出てきます。フォームにドメインを入力して検索ボタンを押すだけで調べられます。当ページではお名前.comのWHOIS検索ページを例に紹介します。ドメイン入力後は、セキュリティーのために私はロボットではありませんにチェックを入れて簡単な認証があります。

お名前.com WHOIS検索

検索結果は以下のようになります。onamae.comのWHOIS検索をしたのでonamae.comというドメインの所有者情報が列挙されています。

お名前.com WHOIS検索結果

WHOIS検索は世界共通なので、検索結果は英語である場合が多いです。日本語に直すと次のようになります。

  • 【名前】GMOインターネット
  • 【住所】東京都渋谷区桜丘町26-1
  • 【電話】0354562560
  • 【メール】admin@onamae.com

WHOIS検索を使えばドメイン所有者の個人情報が誰でも簡単に調べられるというわけです。しかし個人情報を載せる事に抵抗がある方も多いでしょう。その場合は次項で紹介するWHOIS情報代理公開サービスを利用します。

WHOIS情報代理公開

個人情報保護に有効

WHOISをそのまま利用すると個人情報が全世界の人に知られてしまいます。趣味の個人サイトなど個人利用の場合はWHOISでの個人情報公開を避けたい方も居るでしょう。そんな方はドメイン取得サービスのWHOIS情報代理公開を利用します。これはドメイン取得サービス会社の名義でWHOISを代理公開してもらう方法です。例えばお名前.comでドメインを取得してWHOIS情報代理公開サービスを適用すると、運営会社であるGMOインターネットのWHOIS情報が載るようになります。あなたの個人情報は載りません。ドメイン取得時にWHOIS情報の代理公開の有無の選択画面があるはずなので、代理公開をしたい場合は適用しましょう。どのドメイン取得サービスでも無料の場合が多いです。

信頼確保のための公開

WHOISを代理公開する欠点もあります。信用を求められるサイトがWHOISを代理公開していると顧客への不信感に繋がる可能性がある点です。「会社情報を隠すのは怪しい」「何か隠したい事がある会社なんだろうか」などと思われるかもしれません。特に法人は、特別な理由が無い限りWHOIS情報は本来の情報を載せるようにして、代理公開はしない方が賢明でしょう。個人事業主でも同様です。WHOIS情報代理公開サービスは個人サイト、アフィリエイトサイト、サテライトサイトなどに利用するのが一般的でしょう。

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